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ベンゾジアゼピン情報センター管理人
減薬の相談をいくつか受けてきたなかで、代表的なご質問とわたしなりの考えを掲載します。
免責事項:ここで申し上げることはすべて身体的依存に陥っている被害者に対してであり、中毒やアディクションの兆候を示す方に対してではありません。 また、あくまでわたしの経験といくつかの調査事例にもとづいた私的意見であって、ここで述べられている事柄の実践によって生じた損害、不都合に対する一切の責任を放棄します。 すべて自己判断・自己責任のもとで参考にしてください。※トップページの医療免責事項をかならずご覧になってください
質問①:断薬したら調子が悪くなり、それでベンゾの危険性のことを知りました。再服薬すべきでしょうか。
回答:いちばんむつかしい質問です。そして今のところ最も多い質問でもあります。原則は「断薬/急減薬して離脱症状が発生したらすぐに服薬を戻し、テーパリングでゆっくり漸減していく」です。しかしベンゾのことを知ったときにはすでに数週間ないしは数カ月経ってしまっていることでしょう。そこで服薬を戻しても断薬する前の状態には完全には戻りませんが、数年にわたる減薬作業に耐えられる程度に症状が安定してくれればやり直しができます。…では、断薬してしまってからの期間がどの程度なら症状が安定してくれるのか? これは個体差が非常に大きいのです…。わたしが知っている限りでは最短では1週間でもはや再服薬の効果がまったくなかったケース。そして最長では7ヶ月で再服薬が効いたケースがあります。(断薬後7ヶ月後の再服薬が効いたケースは本サイト質問フォーラムの投稿にあります。また最短わずか1週間で再服薬が効かなくなってしまったケースはアムさんのブログ、「再服薬すべきでしょうか?①」の記事で紹介されています)。また、直接いただいた報告では、断薬後1年以上経ってしまった後も再服薬がうまく反応した、というケースも2度ほど頂いています。
そして話はこれで終わらずです。効くか効かないかだけですと再服薬を試みてみてはどうか?というアドバイスができますが、困ったことにさらに状態が悪くなるケースもあります。つまり大雑把に分類すると1)再服薬である程度安定する。2)再服薬してもまったく効果なく症状はそのまま。3)再服薬でさらに悪化する。の3通りということです。3)のケースは少数派と思われますが正直わかりません。再服薬のタイミングが遅れるほど2)や3)になる可能性は高くなります。一般的には断薬後1~2週間ならほぼ戻せると思います。いろいろなケースを読んできてどうやら中央値は1〜2ヶ月あたりにありそうだと推測します。しかしどうしても個人差が大きすぎて目安などの指標を助言することは一切不可能です。
※ 一応、わたし自身の体験を書いておきます。急減薬からの断薬から40日以上経過後、もはや耐えきれずに再服薬し(フルニトラゼパム)、症状の悪化が止まり精神症状がなくなりました(再服薬して1時間もしないうちに効果がありました)。ただその状態でもまだ認容可能な状態とまでいかず、ジアゼパムを追加したところある程度落ち着き(3日ないし1週間で落ち着きました)1ヶ月ほど様子見してからテーパリング減薬をなんとか開始できました。詳しくは管理人のベンゾ減薬記録をご覧ください。
質問②: ジアゼパム(セルシン)への置換に成功した例はほとんどないというウワサを聞いたが…
回答: たまにそういう意見を耳にします。しかしわたしは増薬分のリボトリール0.5mgを1週間でジアゼパム10mgに置換できました。 「ベンゾ依存に陥った医師による減薬方針:患者を救うベンゾ離脱法10の心得」記事の著者、クリスティ医師自身も、Xanax(アルプラゾラム、ソラナックス)をジアゼパムに置換のうえ、減薬をすすめています。 ベンゾバディではクロナゼパムかジアゼパムへの置換例が数え切れないほど投稿されています。確かに置換は簡単ではないですが、別にレアケースではないと思います。
ちなみに、アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン)のジアゼパム換算値は日本では0.8ですが海外で0.25で行っています。フルニトラゼパム(サイレース)は日本では1ですが海外では0.5, ロラゼパムは同じく1.2 → 0.5です。未確認ですが、置換失敗の理由の一つはこのへんにあるのかもしれません。世界基準として、ジアゼパム換算値は日本の稲田式ではなくアシュトン値が使用されている、ということは頭に入れておいていいと思います。
質問③: 主治医に、フルニトラゼパム(サイレース)はアメリカでは所持することも禁止されている麻薬扱いの薬剤で倫理的に処方できない、といわれた。
回答: たしかにフルニトラゼパムはアメリカでスケジュールⅢに分類され所持しているだけで逮捕されます(他のベンゾはスケジュールⅣ)。しかしニトラゼパム(ベンザリン)と名前が似ていることからも化学式はほぼ同じであり、フルニトラゼパムがベンゾの中で特別毒性や身体依存性が強いというわけではなく、米国でデートレイプに乱用された経緯から規制が格上げされたのです。 その医師の知識を疑います。ただ、フルニトラゼパムもリボトリール、ソラナックス、ハルシオンに次いで力価の強いベンゾであり、もっとも離脱困難なベンゾのひとつではあります。しかしわたしもフルニトラゼパムを断薬できましたし、マイクロテーパリングで行えば誰でも離脱可能です。
質問④: 断薬後からが勝負、と聞くが・・・
回答: それはただ単に減薬スピードが早すぎるだけです。 脳のGABAA受容体の回復のスピードに合わせて減薬していけば、断薬後もしばらくは離脱症状が続くかもしれませんがさらに症状がキツくなるということはありません。また、少ない例かもしれませんが、テーパリング漸減によって半年程度で割とラクに断薬できたが(たとえば半年程度かけた漸減)断薬後ゆっくりと症状悪化していった、または数ヶ月ないし数年後に離脱症状に見舞われた、というケースがあります。やはりどんなに減薬がスムーズに進めていけそうでも、もし1年以内に終わってしまいそうなら恣意的に最低1年半~に引き伸ばしたほうがよいかと思います。結果論としてそうする必要がなかったとしても、細心の注意心のもと(in the spirit of caution)で減薬に取り組むべきです。
質問⑤: ベンゾの減薬にあたって他の精神薬に頼るのはまずいのでしょうか。
回答: いいえ。 ベンゾ離脱症状緩和に寄与する依存性のない、ベンゾとは作用機序の違う精神薬はあります。 不眠対策にクエチアピン少量(〜25mg)やNaaSaのミルタザピン(リフレックス)、またはデジレルなどが有効です。 ベルソムラというオレキシン作動薬の睡眠薬もありますが、離脱症状としての不眠に対抗するには力不足かもしれません。(※ 参考:Holly V Coe, Irene S Hong. "Safety of low doses of quetiapine when used for insomnia". Annals of Pharmacotherapy. May;46(5). doi: 10.1345/aph.1Q697. 718-22. 2012.)
クエチアピン(セロクエル)はメジャー系薬で統合失調症に使用する薬なので怖いという意見も聞きます。しかし統失患者に対する治療用量は300mg〜600mg/日など3桁mgであり、1日700mgまで服用できる薬です。 クエチアピン12.5mgや25mgがいかに微々たるものかわかると思います(クエチアピン、ミルタザピンは少量ですと抗ヒスタミン薬のような薬効になるそうです。したがって第一世代の抗ヒスタミン薬、たとえばアタラックスが処方される例があります)。抗精神薬(メジャー薬)の怖さは一般的には依存性よりも副作用ではないでしょうか。
また減薬が進んでベンゾの量が減ってくると、比例してそれらの薬剤の使用量が減っても眠れるようになっていき、結果としてベンゾと同様にゆっくりとした漸減になります。100%とは言いませんが身体依存性がない薬なので、降圧剤などと同様リバウンドを避ける意味でのテーパリングでへらしていけば問題ないことの方が多いです。ただし、使用にあたって禁忌(血糖値の高い方)や副作用(太る、過食など)については主治医によく相談ください。不眠以外のベンゾ離脱症状に効果のある薬はあまりありません(嘔吐にプロトンポンプ阻害薬、頻脈や動悸にベータブロッカーを使用した例 → こちら)。そして、ベンゾ離脱症状が大きく不安定なほど、他剤に対する感作も起こりやすくなると思います。
離脱症状のひとつ「うつ症状」への対策にSSRIかSNRIなど抗うつ薬をベンゾ減薬前に飲んでおく、という説も有力ですが(真弓式ベンゾ離脱法)、わたし自身はサインバルタ(SNRI)でその効果は認識できませんでした。これはわたしにうつ症状がなかったからかもしれません(モノアミン系の生成・遊離に対してはベンゾ離脱の悪影響がなかった)。いちおう、ベンゾ離脱症状としてのうつ症状にもSSRIは反応するようです。(参考:Heather Ashton. "The diagnosis and management of benzodiazepine dependence". Current Opinion in Psychiatry. May 2005;vol.18(3). doi: 10.1097/01.yco.0000165594.60434.84. 249-255. 2005.)。抗うつ薬でも離脱症状で苦しむ方はいますが、一般的にはベンゾに比べて確率は低く症状も軽いはずです。(※ただし悩ましいのが薬に対する反応にはどうしても例外があることです。クエチアピンにしろミルタザピンにしろSSRIにしろベンゾ離脱症状に匹敵するほど苦しむ例外ケースが必ずあって、そういう方々は「残念ながらそれらもマイクロテーパリングで漸減すべき」としか 言えません。つまりこれらの薬の服用をお勧めするわけではなく、あくまで私の場合低用量クエチアピンは離脱症状もなくよく眠れベンゾ離脱中は神薬だったし、止めるのになんの苦労もなかった、と申し上げておきます。他剤に頼らずにベンゾを減薬できるのであればそれに越したことはありません)
ベンゾにもいろいろな薬がありそれぞれ力価や効果の軸足が違うように、メジャー薬や抗うつ薬もいろいろあるということです。分類(カテゴリー)だけで問題アリ・ナシの判断は『東大出たらみな安泰』『日本人はみな勤勉』と十把一絡げにするのと同じような発想に思えます。同じ分類内でもいろいろな種類・力価の薬があり、もちろんそれぞれの用量によって効果や副作用がおおいに違ってきます。例えば同じベンゾでもセディールは非常に弱く、効果もあまり期待できないかわりに依存形成されることはほとんどないようです。
※ メジャー薬についてはCP換算値などをご参照ください
質問⑥: デパスとハルシオンを離脱なく断薬できました。 いまメイラックスを減らしている最中です。 クエチアピン6mg程度を服用しうまく睡眠はとれていますが、日中不安対策のデパス代わりには効果が強くて眠くなってしまい使いづらいです。 主治医に相談したところ「メイラックスを頓服で使えばいい。ベンゾのすべてが悪いわけでなく、メイラックスは依存しても抜きやすい」と言われました。
回答: その医師はおそらく半減期が長いからメイラックスは抜きやすいという見解なのでしょうが、メイラックスは超長期作用型ゆえ短期作用のデパスやソラナックスなどのようにキレた感がないゆえ精神的に依存しにくい、ということだと思います。 このメイラックスですがベンゾの中でもダントツで半減期が長く、断薬後半年たってから離脱症状が発現した、という報告もあり、 力価もそこそこ強くやっかいなベンゾのひとつです。 また、話変わって置換(短期作用型のものから長期作用型のものに切り替えること。英語ではcross-overといいます)のことになりますが、日本ではなぜか置換先としてメイラックス(ロフラゼプ酸エチル)を推奨するドクターが多いです。なぜジアゼパム(セルシン)ではダメなのでしょうか。セルシンはベンゾ減量の置換法で最も歴史があり、行なってきた患者さんも多い長期作用型ベンゾで、力価は中程度です。世界中で処方されているのでその情報も多いです。逆に試しにメイラックス(Ethyl loflazepate)で検索してみてください。海外ではほとんど使われていないので情報の少なさに驚くはずです。メイラックスは依存しにくい、といってもそれは精神的な話であって身体依存形成率には関係ありません。また身体依存の場合でも半減期の長さゆえ体からゆっくり排出されるのでそれが自然の漸減になる、という意見もありますが、それは1週間に25%ずつ、といった「一般的な漸減」でも減らしていけるような、身体依存度が軽症の事例にのみ通用するのだと思います。置換先としては順当にジアゼパムが第一選択肢であろうというのがわたしの意見です。ただメイラックスに置換されても特に不安になることはありません。他のベンゾ薬と同様にゆっくり減らしていってください。少々不利な方を選んでしまっただけのことです。
質問⑦: お酒はのんでも大丈夫でしょうか。
回答: ダメです。 ベンゾとアルコールは作用機序が似ていて、どちらもGABA受容体に作用します。 相乗効果があるのです。減薬しながらGABA受容体の回復を狙っているところにアルコールを摂取したら受容体の回復を妨げるだけです。 アシュトンマニュアルでは1日に1杯くらいのワインを許容していますが、もし当時ノンアルコールビール・ワインがすでに開発されていたらアシュトン教授はそちらを推奨しているはずです。すべてのベンゾ薬の添付文書にもお酒は併用注意になっているはず。 まして依存形成された場合は絶対禁忌と思ったほうがいいです。断薬まで完了しても、まだ離脱症状が残っているうちはお酒を控えたほうがいいでしょう。実際、減薬中にアルコール摂取していた場合、それが少量であっても離脱困難性により高い(悪い)影響があることがわかった、とする研究もあります(E Schweizer, K Rickels, W G Case, D J Greenblatt. "Long-term therapeutic use of benzodiazepines. II. Effects of gradual taper". JAMA Psychiatry. Oct;47(10). doi: 10.1001/archpsyc.1990.01810220024003. 908-15. 1990.)。しかしお酒飲みの気持ちはよくわかります。とりあえずノンアルコールビールでなんとかしのいではいかがでしょうか。市販のものではなく、アマゾンで買えるドイツ製のヴェリタスブロイ、日本ビールの「龍馬1865」は本物のビール並の美味しさと添加物が入っていないのでお勧めです。アサヒやキリンのオールフリー、ドライゼロなどは人工甘味料や香料が入っていて酸っぱく、そしてなぜかお値段も高いです。そしてしばらくすると私の場合ノンアルコールビールですら飽きてきてそれも必要なくなりました。いまでは晩飯のお供はお茶となっております。
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質問⑧: 非ベンゾ(アモバン、マイスリー、ルネスタ)について教えて下さい。ベンゾより安全でしょうか。
回答: 非ベンゾといっても(英語でもanti-benzodiazepineと呼ぶのですが)、作用機序はベンゾと同じです。ただ非ベンゾはGABA受容体のω1(鎮静作用サブタイプ)にのみ作用し、ω2(抗不安作用、抗けいれん作用、筋弛緩作用サブタイプ)には作用しません。つまりベンゾよりも作用範囲が狭いです。 非ベンゾも身体依存性があり英国国立医療技術評価機構(NICE)は、Z薬(非ベンゾのこと)を優遇する確固たる証拠を発見できなかったとし、王立オーストラリア総合医学会(RACGP)は効果と注意事項についてBZDとZ薬は同じであるとしています。
ただ、わたし自身の体感と何人かの相談者や体験談を見ると、あきらかにベンゾよりは“かなり弱いクスリ”であり、身体依存形成されたとしても中程度以下の症状(不眠、ダルさ、イライラなど。 それはそれでキツいでしょうが)と数カ月の離脱期間で済んでいるケースがほとんどです。アシュトンマニュアルにあるようにZ薬からわざわざ中期間作用型ベンゾに置換すべきではない、というのがわたしの持論ではあります。もちろん離脱症状が非ベンゾでも激しくなる可能性はあり(※ 参考1:Christiaan H Vinkers, Berend Olivier. "Mechanisms Underlying Tolerance after Long-Term Benzodiazepine Use: A Future for Subtype-Selective GABA(A) Receptor Modulators?". Hindawi Publishing Corporation. Mar 29. doi: 10.1155/2012/416864. 2012. 参考2:芝崎真裕, 森 友久, 成田 年. "ベンゾジアゼピン受容体作動薬依存の薬理学的機序". 精神医学 第62巻第4号. 387-94. 2020.)、その場合はジアゼパムへの置換はアリかと思います(私の場合、半端な知識で非ベンゾのゾピクロンをフルニトラゼパムに置換してしまいました。最悪の失敗でした)。
質問⑨:食事など気をつけるべきこと
回答:特にありません。 とにかくしっかり食べて下さい。 大切なのはやはりタンパク質だと思います。 大豆、乳製品、肉、魚、なんでも食べて下さい。 しかしながら、ホエイプロテインなどプロテイン粉料には、大量のグルタミン酸やアスパラギン酸(どちらも非必須アミノ酸)が含まれています。これらは興奮系物質であり、興奮系受容体(AMPAやNMDA)にバインドしてカルシウムイオンチャンネルを開き、ニューロン内を過剰興奮させる可能性があります。タンパク質が大切、とはいえプロテイン粉料や飲料を飲んで調子が悪くなるようなら止めて下さい。
受容体の再構成にいちばん必要な栄養素です。腸内環境はもちろん大事ですが、この手の薬の副作用に多いのが便秘です。 減薬中は便秘薬に頼るのは仕方ないと思います。オーソモレキュラー療法のメガビタミンも悪くないと思います。とにかく全身の神経システムの再構築という大工事を行うのですから、色々な栄養素が正常時よりも多く必要なのは理にかなっています。パーカーが勧めるサプリメントをご覧ください。ひとつ気を付けてほしいのは、メガビタミンをはじめとする栄養療法で減薬期間は短くはならない、ということです。樹木に堆肥を十分与えても季節を超えて成長したり花や実がなったりしないのと同じ理屈です。
質問⑩:風邪をひいてしまいました。風邪薬はのんでも大丈夫でしょうか
回答:わたしも引きました。解熱剤、抗炎症剤ともに飲んでも問題はありませんでした。抗生物質ですが、いまどき抗生物質は風邪の90%に効果がない、は常識なので処方する医師は少ないと思うのですが、もし処方されそうになったら必ず“キノロン系は避けるよう”言ってください。具体的な医療文献はこちら。医師も薬剤師もこのことを知りません。必要なら上記文献を印刷して持っていってください。その他、ミノマイシン、クラリスもあまりよろしくないようです。私はセフェム系のセフカペンピボキシル、マクロライド系のアジスロマイシンを服用しましたが何も問題ありませんでした。そしてやはり、それらは風邪に効きませんでした。
非ベンゾジアゼピン薬のゾピクロン(商品名アモバン)ユーザーであった。2015年後半体調悪化し、さまざまな検査で異常なしであったため、食事内容を立て直しお酒などリスク因子について調査しひとつひとつ排除していく。その過程でベンゾの危険性と、非ベンゾジアゼピンもベンゾファミリーのひとつであることを知り減薬を決意。 中途半端な知識から最強ベンゾのひとつフルニトラゼパム(商品名サイレース、ロヒプノール)に自己判断で置換(最大の失敗)。フルニトラゼパムの急減薬で生き地獄のような離脱症状を経験する。その後フルニトラゼパム再服薬および増薬(ジアゼパム10mg)が奏功し”ある程度”安定化。主治医の協力のもとマイクロテーパリングにて減薬を始める(2017年2月)。 フルニトラゼパムの減薬は終了(2020年1月)。 現在ジアゼパムを減薬中。本職はエンジニア。
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